航空産業?交通プロジェクト本部
民間航空機?防衛関連の代理店やリース、パーツアウト、ビジネスジェットなどの航空事業のほか、空港運営や鉄道などの交通インフラ事業に取り組んでいます。また、新造船や中古船などの各種船舶及び舶用機器を取り扱う船舶事業も手掛けています。
本部の強み
- ●航空?交通?船舶各分野での半世紀以上にわたる取引実績
- ●メーカー?エアライン?リース會社?部品関連會社?空港施設會社等それぞれのニーズや課題を把握する航空業界での情報収集力と分析力
- ●一體型のソリューションを提供できる交通インフラでの提案力
- ●他本部とのシナジーをも追求する空港運営事業における推進力
- ●豊富な知見と世界6ヵ國、13拠點に広がるネットワークを活かした船舶分野での総合力
外部環境
機會
- ●世界的な航空機需要の動向
- ●インバウンド需要の動向
- ●世界レベルでの交通?空港インフラの動向
- ●省エネルギー船?LNG専用船などの需要動向
リスク
- ●國內人口減少に伴う航空機需要の減少
- ●新興國におけるカントリーリスク
- ●國內造船産業の業績悪化に伴う取り扱い量減
- ●環境規制の強化
成長戦略
世界規模での新型コロナウイルス感染癥の拡大により、航空機需要や交通?空港インフラ需要の急激な減速による影響は否めませんが、収束後の需要回復を見據えた打ち手を実施していきます。
當本部のミッションは、長年の航空機ビジネスで培ってきた機體メーカー、航空會社、空港事業者との信頼関係を基盤に、鉄道事業や船舶事業を加えたソリューションを創出し、國際社會のニーズに応えた新たな価値を提供することです。
そのためのアプローチとして、民間航空機代理店事業での豊富な実績を起點に航空機ビジネスのバリューチェーンを拡充し、加速していきます。経年機や退役機の中古部品を航空?整備會社に販売するパーツアウト事業はその象徴といえます。また、當本部は世界的に需要が高まるビジネスジェット事業に積極的に取り組んでいます。さらに、空港運営を中心に交通インフラ整備を進め、新興國をはじめとした國內外の地域活性化に貢獻する事業を推進していきます。航空関連事業の環境激変への対応を強化するとともに、交通関連では、鉄道MRO事業の機能、規模の拡大を図っていきます。
主な取り組み

ビジネスジェット事業

空港運営事業 パラオ國際空港(完成予想図)
■中古機?パーツアウト事業p>
中古機?パーツアウト事業の規模拡大に向け、これまでに培った事業ノウハウやネットワークを活かした事業の幅出しにより収益基盤をさらに強化していきます。また、歐州?米州のパートナーとの関係深耕、業界プレーヤーへの出資やM&Aにより、さらに強固な事業プラットフォームの構築?獲得も図っていき、競爭激化に対応していきます。
■ビジネスジェット事業
既存?新規顧客向けの案件を積み上げ、順調に事業規模を拡大しています。2017年に出資を開始したフェニックス?ジェットグループ、2018年に協業を開始したANAホールディングスとの取り組みなどを通じて付加価値の高いサービスを創出し、さらなる収益拡大を目指します。今後も顧客への提案のバリエーションを増やすため、さまざまな角度から事業拡大に向け取り組んでいきます。
■交通インフラ事業
インド鉄道事業に代表されるEPCを著実に履行しているほか、北米鉄道事業においては、2015年に出資參畫したカナダのMRO事業が著実に収益化しつつあります。培ってきたノウハウを多角的に活かすため、今後は、地域?パートナー?スキームを戦略的に多角化し、収益の安定化を目指します。
■空港インフラ事業
海外はパラオやハバロフスク、國內は下地島や熊本などにおいて、空港運営事業に積極的に參畫しています。既存事業を著実に運営し地域経済活性化に貢獻します。これらの事業経験を通じて運営機能を強化するとともに、空港関連事業のM&Aや物流サービスも手掛け、雙日グループの他事業との相乗効果による収益拡大を追求していきます。
組織図
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